自作DLカードをつくる(妄想編)
光ディスク(CD-Rなど)は今後どんどん生産が縮小していって、価格も高くなっていく傾向にあるようです。大手企業はともかく個人でカツカツな活動をしている同人サークルにとっては耳の痛い話ですね。
最近はコストがかからず在庫を抱えるリスクもないダウンロード販売も増えてきているので、そちらに移行していくのかもしれません。
同人誌即売会でダウンロード販売のゲームを頒布するときは、URLやシリアルコードが書かれたカードを渡すのが一般的だと思います。
こんなサービスを利用するのも良いですね。データのアップロード、シリアルコードの発行からカードの印刷までオールインワンでいい感じです。これだけしっかりしたカードなら所有欲も満たされそう。
でも、もっと自由なデザインでダウンロードカードがつくれたら楽しいんじゃないかなあと思いました。形にこだわったり紙にこだわったりしたい。そういう時はどうするのでしょうか?
まず考えたのが、シリアルコードって数字英字入り混じりのランダムなやつじゃないですか(たぶん)。ということは単純な連番印刷じゃ対応できない。印刷所に頼むにしてもこれをクリアしてくれる印刷所は少ないし、あってもロットが大きかったり見積もり対応だったりして同人サークル的には敷居が高いです。
探した中ではWAVEさんとプリントパックさんでやってました。csvを一緒に入稿してそのデータを印字してもらう方法ですね。
ただやっぱり100部以下くらいの小ロットだとコストがかかるのと、ナンバリング部分のフォントやサイズが固定になっちゃうのが気になります。
少部数だったら自分でデータつくって印刷した方が早いし安いんじゃない?でもシリアルコードってどうやって印刷するの?というわけで今度は「対面電書 | 頒布カード印刷方法」を参考にしつつ考えてみます。
対面電書さんはダウンロードデータを同人誌即売会などのイベントで対面で頒布できるwebサービスです。便利なサービスはもちろん、対面でダウンロードデータを頒布する際のノウハウや頒布カードのつくりかたまで紹介してくれていてとてもありがたいです。いつか実際にイベントで利用してみたいです。
ざっと確認した感じだと、シリアル印刷支援サービスがかなり便利そうですね。それぞれ違うシリアルのカードを一括でpdfに出力できるので印刷するときも楽だと思います。
ちなみにイラレでちまちまデータつくる方法も考えてみました。シリアル部分のフォントや色などのデザインも可能です。小さいサイズのカードを複数面付けでつくりたいときはこっちのがいいかも。
こちらのページを参考にさせていただきました。連番でなくてもテキストファイルに流し込めればなんでも配置できます。
こんな感じ。コピペで文字が思い通りの場所に置けます。もちろん100個でも200個でもテキストデータさえあればざくざく配置できます。手作業でやるよりはミスが減るんじゃないかな~という感じ。できたデータは家で印刷するもよし、印刷用に変換して印刷所に頼むもよし。
ダウンロードカードもCDやDVDのパッケージみたいに工夫できるところを増やせたらいいなあと思います。別物だよと言われればそれまでですが、どうせなら使い捨てではなく手元に残しておきたくなるようなものをつくりたいなあ。